ABOUT ME


皆様、初めまして。

私が2012年に大阪へ来てから、はや6年が経ちました。(2018年現在)

普段から、音楽と言うもの、ヴァイオリンを演奏すると言う意味、音楽を通しての人との関わり、社会との繋がり、と言うことを考えながら日々を送っています。


私は、豊中市に本拠地がある(公財)日本センチュリー交響楽団というオーケストラで主に活動をしています。このような活動の場が既にある、と言うことはとても感謝するべき事です。


しかし、それはあくまで大勢の中の一人であります。大阪に来てから、より一層個を磨く大事さを痛感し、悩んだ結果、自身でコンサートシリーズを立ち上げる決心を致しました。


その名前は「ist」と名付けました。これは、「何かをする人、何かの専門家」という意味合いがあります。この「ist」には二つの軸があります。


一つは私自身のリサイタルシリーズです。こちらは年1回のペースを目標としています。

そしてもう一つは、室内楽シリーズです。この室内楽シリーズは、日本全国から名手達をお招きして、大阪でコンサートを開催する、というものであります。第1回目のコンサートは、2019年5月9日に、元ベルリンフィル第一コンサートマスターの安永徹氏と、ソリスト・ピアニストの市野あゆみ氏をお迎えします。


さて、クラシック音楽は通常、コンサートホールやサロンにお客様がお越し頂き、静かな空間の中、お席で聴いて頂きます。私は常々、「演奏者から出向いてリラックスできる空間でカジュアルにクラシックを聴いていただける機会を提案したい」という事を思っていました。そこで私は、飲み屋やイベントスペースでお酒(主に日本酒)や肴をつまみながら、演奏を聴いていただけるシリーズ「聴呑処」(ききのみどころ)も立ち上げます。

私自身、お酒が好きなのもありまして、お酒と音楽のマリアージュを楽しんで頂きたいと思っています。


お酒を呑みながら演奏を聴きたいお客様、演奏を聴きながらお酒を呑みたいお客様。どちらのお客様にもご満足頂きたい、と願っています。いい演奏を聴きたい!と言う方も、リラックスしながら音楽を楽しみたい!と言う方も、応援して頂けたなら、とても嬉しいです。



高橋 宗久

 Muneshisa - Takahashi 

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桐朋高等学校音楽科(共学)、桐朋学園大学音楽学部を卒業後、洗足音楽大学院修士課程を修了。

これまでにヴァイオリンを梅津南美子、梅津美葉、安永徹、荒井英治、室内楽を市野あゆみ、安永徹、小森谷泉の各氏に師事するほか、ベルリンにてProf.Andreas Reiner氏に教えを受ける。

大阪国際音楽コンクール第2位、全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部入選、鎌倉学生音楽コンクール総合1位、かながわ音楽コンクール優秀賞。日本演奏連盟新進演奏家育成プロジェクトにて日本センチュリー交響楽団と共演。

九州交響楽団ヴァイオリン奏者を経て、現在日本センチュリー交響楽団セカンドヴァイオリン副首席奏者を務める他、京都市交響楽団等、他楽団へのゲスト出演や、演奏会の企画、後進の指導も行う。